- いつも感情的に怒っているあの人が怖い
- あの人はなぜ表情が変わらないのだろう?
- あの人はなぜ人の話も聞かず行動して周りに嫌な思いをさせるのだろう?
- ニコリともせず話を聞いているあの人が何だか怖い
- 人との距離が近いあの人が苦手
四魂の窓について
『四魂の窓』は哲学博士の出口光先生が開発したものです。
4つのタイプを知る
ではどうやってタイプがわかるかをお話したいと思います。
四魂の窓は2つの質問でその人のタイプがわかります。
質問1 : あなたはHOT(情熱的)ですか?COOL(冷静)ですか?
会話するときに距離が近い人、べたべた接触してくる人、声の大きな人はHOTです。
COOLな人は物事に興味があります。
質問2 : あなたはWET(情緒的)ですか?DRY(合理的)ですか?
お願いされたときになかなか断れない人はWET。
パッと断れる人はDRYです。
WETな人は人間に興味があります。
下の図を見て自分のことを当てはめてみてください。

冷静(COOL)で合理的(DRY)な人は『智の人』になります。
情熱的(HOT)で合理的(DRY)な人は『勇の人』になります。
冷静(COOL)で情緒的(WET)な人は『親の人』になります。
情熱的(HOT)で情緒的(WET)な人は『愛の人』になります。
人生に求めているものの違い
タイプ別の例えを下の図であげています。

- 智のタイプ 真理こそ命
- 勇のタイプ 大義こそ命
- 親のタイプ 平和こそ命
- 愛のタイプ 君こそ命
人の話を聞いてどう受け取るのか?
もう一つ例えをあげてみますね。

- 智のタイプ 「わかるかどうか」分析し評価している、話された事を情報として受け取る
- 勇のタイプ 「できるかどうか」自分にできるかどうか、使えるかどうか
- 親のタイプ 「関係あるかどうか」どのような役割を果たせるか、みんなに役にたつことか
- 愛のタイプ 「好きか嫌いか」何をしてあげられるだろうか、話されたことを感情として受け取る
感情解放カウンセリングに合うのはどのタイプ?
感情解放カウンセリングが合う人は『愛の人』と『親の人』で、特に一番感情解放が必要な人は『愛の人』です。
アダルトチルドレンの人には「愛のタイプ」が多いのですが、それは親と家庭環境により親のために「愛の人」のタイプにならないと生きて来られなかったためです。
感情解放カウンセリングが「愛の人」に合うと学んできたので、私も「愛の人」だと思ってきましたが、途中から「愛の人」に当てはまらないんだけどなという違和感を感じるようになりました。
そして感情解放をどんどんしていった結果、素の自分が出てきた時に私は「智のタイプ」だとわかり「智のタイプ」で楽に生きれるようになりました。
母親の機嫌を取りいつも明るくしていないと怒られていたため、子どもの頃から無理に「愛のタイプ」を演じて生きてきたんですね。
しかし、私がこれまで8年間感情解放カウンセリングを続けてきて感情解放はどのタイプの人も知っていると便利なものです。
「愛のタイプ」(HOTでWETなタイプの主な特徴)
それでは、感情解放カウンセリングが合う「愛のタイプ」の人の特徴をみていきましょう。
- 認めてほしい、かまってほしい
- 話が長い(理論的に説明するのが苦手。自分でも何を言っているのかわからなくなる)
- 感情の起伏がはげしい
- 好き嫌いで人を判断する
- お世話をするのが好き(自分のことは後回しになっている)
- 1対1の深い関係が好き
- 好きな人のためならがんばれる
- 整理整頓、掃除が苦手
- 人にものを教えるのがすき(おせっかい)
- 物のやりとりが好き(お土産を買ってくる、お菓子をつくってあげる)
- 嫌われるのがこわい。無視されるのが恐い。必要とされなくなるのが恐い
- すぐに自分のことを責められたと思ってしまう
- 嫌いな人がいると同じ空気を吸いたくない
- 認めてほしい、かまってほしい
- 言われたことをずっと覚えている(根にもっている)
『愛の人』は被害者意識が多いタイプです。「問題を解決したい」のではなく「認めてほしい」「癒してほしい」「わかってほしい」と思っています。
「私の事どうしてわかってくれないの!?」「私はこんなに頑張ったのになぜ責めるの!?」と思うタイプです。
大人になってもまだ「認めてほしい」「かまってほしい」というような甘えの思考が強いので(親の育て方、環境でそうなっているため)カウンセリングの最初では「癒し」が大量に必要です。
しかし、「癒し」だけではグルグルと同じ現象が続くだけなので落ち着いてきたらカウンセラーから「この現象は実は自分がつくっていたんだ」と納得できるところへ導いてもらうことが大切です。
そこを自分で気づかないといつまでたっても現実が変わっていきません。
他の3つのタイプの特徴
智の人・・・あまり感情がないため感情解放は合わないと思っていましたが、智で愛を隠して感情を出せず辛い思いをしている人もいます。智の人も少しずつ感情解放していくことで楽になっていきます。
勇の人・・・被害者意識が少なくすぐに行動する人です。悩みがほとんどなくて最も成功するタイプです。つべこべ言わずさっさとやればいいと思っているので感情解放も必要ありません。
親の人・・・感情解放カウンセリングが合います。みんなの顔色を伺って自分を押し殺していてストレスをためている人です。
まとめ
アダルトチルドレンの人は感情がわからなくなっている人が多いので、感情解放テクニックを知って感情がわかるようになることが必要です。
何故必要かは、人は感情を元に行動しますし感情を元にした思考が現実化すると言われているためです。
つまり、感情がわからないと行動できませんし、あまりにもマイナスの感情が多いとマイナスの現実を引き寄せ人生が良い方向へ変化しないということです。
私個人としては、どんな人にも感情解放テクニックは知って日常で使っていただきたいくらい価値があるものと思っています。