アダルトチルドレン

生きるのが辛い人は|いったん立ち止まり自分を満たしてあげるといいです

生きるのが辛い、そんな時はいったん立ち止まってみませんか?生きるのが辛い人は自分のために生きていない場合が多いです。

 

 

全ては親との関係ですから、親との間で色々な物事があって親、親戚、周りの人の言葉に振り回されその人たちの期待に応えようと生きてきて、気づいた時は何のために生きているかわからなくなっています。

 

 

子どもの頃から考えて行動しようとすると親が先回りして止めたり、最初からできない環境をつくられたりしてきたのではないでしょうか。

 

 

子どもの頃から自分のやりたいことではなく、親が子どもにやってもらいたいことを子どもにさせている、そんな家庭がとても多いです。だから大人になって何がやりたいのか何が好きなのかわからなくなるのです。

 

 

やりたくないことを毎日毎日繰り返しやるのは生産性も落ちますし、だんだん元気もなくなります。

 

 

人として当たり前と言えば当たり前のことです。

 

 

私より10も20も下の若い人達も未だに、親からもらった古い価値観で生きているんですよね。

 

 

私も数年前まで母親の期待に応えようと生きていましたし、周りの人のことばかり気にして生きていました。母親から何万回と言われてきた言葉が正しいと思い、その言葉通りにしないといけない、~するべきだと考えその通りに生きてきたのです。

 

 

それは私自身の思いや考えではなく、母親や子ども時代に出会った大人、社会に出て出会った人たちの考えや価値観だったのです。

 

 

だから、今の仕事をするまでは何がやりたいのか好きなのか、どうしたいのか全くわからない人生を生きていました。

 

 

今の仕事ができるようになるまでに色々なことにチャレンジしてきましたが、必ず母親が否定的な事を言ってきました、それは私が良い人生になることが母親にとっては良いことではないからです、自分と同じところにいてほしいという無意識の思いがあるためなんですね。

 

 

皆さんも似たような経験があるのではないでしょうか。

 

 

そして、また同じ場所に戻っていきます、自分の人生を生きないという選択です。

 

 

私はそれはもう嫌だったので、少しずつ自分の中から出てくる言葉に素直に従うことから始めました。

 

 

 

初めは小さなことからでした。飲み物を買おうとします、私の中から声が聞こえてくるんですよね、「値段が安いほうにしてね」と。過去はその答えに従っていたと思います。

 

 

でも、今は「値段は関係なくあなたが本当に飲みたい飲み物はどれ?」という私の中にある言葉に従い、自分が望むものをできる範囲なら買うようにしています。

 

 

こういうことを繰り返し続け、自分を少しずつ満たしてきました。金額ではなく好きなほう、欲しいほうを大切に考えてです。

 

 

自分のことは40年以上置き去りにしてきましたので、たくさん失敗もありましたし葛藤もありましたが、今は落ち着いています。

 

 

そして、自分を満たすと、次は人の役に立つことが本当に嬉しいしそれが喜びになるという感覚を得る事ができました。

 

 

自分だけのために何かを買ったり、自分が嬉しからどこかに行くことよりも、クライアントさまや子どもたちに役立つことにお金や時間を使いたいという思いが年々大きくなっています。

 

 

自分のことは置き去りにして色々なことを我慢して生きてきた人は、小さなことからでいいので、自分を満たすことを始めてみてください。これも経験してみないとわからないことですから、はじめの一歩は勇気がいるでしょうがその勇気を出して動いてみてくださいね。

 

 

実際、そうやって自分を満たしているクライアントさまもいらっしゃいます、2回目にお会いした時は全く別人のように変わられた女性もいます。

 

 

人生は自分のものですよ、親のものではないし、親が子どもの人生を好きにしていいわけではありません。