こんにちは。平井です。
今日は過干渉傾向なお母さんについてお話したいと思います。
過干渉なお母さんの中にも娘に無関心なところもありますし、無関心なお母さんの中にも娘に過干渉なところもあります。
アダルトチルドレンの人の場合、どんなお母さんでも共通しているのは子どもの話を聴けない、聴かない、子どもの感情を受けとめる力がないところです。
それが子どもの人生に大きく関係しています。
子どもが人生を明るく生きるのも暗く生きるのも親が大きく関係しています。
過干渉な母親の場合、母親は子どもと一緒にいると子どもを好きなように動かしたい、母親の時間、行動に合わせてほしいと子どもをコントロールしています。
無意識なのですが、母親の苦手なことをさせたり、母親が子どもの頃のできなかったことを子どもに叶えさせようと子どもに無理をさせることもあります。
母親からいつも監視され母親から人生を決められているようなものです。
子どもはだんだん母親が嫌いになっていきます、本当は好きでいたいですよ、でも母親と一緒にいて楽ではありませんからね、
子どもの頃から早く大人になりたい、自分で稼ぐようになって家を出たいと思うようになります。
過干渉な母親が子どもが大人になっても変わらない場合、母親から離れたほうがいいと思います。
過干渉なお母さんを持ったクライアントさまは大人になってもお母さんと共依存関係になっていることに気づかなかったと言われます。
母親から連絡が来れば母親の元にかけつけ、母親の用事をしてあげるのが当たり前と思っていたと。
ある日友人と話をしていて「私の母親はもしかしたら過干渉で、母親と共依存になっているのかもしれない」と思ったそうです。
それがきっかけでカウンセリングを受けようとお申し込みをいただきました。
母親の干渉が嫌で早くから母親や家から離れたけれど、離れてからも母親の干渉は続いていたんですね。
過干渉なお母さんから離れるのは本当に大変です。
お母さんは変わらないからですね、子どものほうが気づいてもお母さんからいざ離れよう、連絡が来ても無視をしようと思っても罪悪感が芽生えます。
その罪悪感に苦しむのも子どものほうなんですね。
本当は罪悪感なんて持たなくていいことなんです。
一人で母親から離れることができない場合は専門家に頼り、あなたの中にあるいらないものを取り除いてもらっていくと、お母さんと健全な関係で付き合える日が来ると思います。