私がコーチングを受けてきたコーチの言葉です。
「感情こそ大切である」と。コーチは感情は何か悪い事、恥ずかしい事と捉えられていたそうです。
だから、理論がかっこいいと思い、理論が先になっていたと言われていました。
機能不全家庭(親の役割が機能していない家庭)では、感情がわからなくなっている人が多く、私もそうだったため、感情解放という方法で感情がわかるようになることを優先してカウンセリングをしてきました。
私自身、感情のコントロールができるようになったことが人生をとても楽にしてくれました、ですから私は感情が先、理論が後になりました。理論をコーチングで学び、更に人生が良い方へ進んでいるのが自分の感覚でわかります。
なぜ、コーチは感情こそ大切であると気づかれたかというと、知人から「感動」をした話を聞いたのがきっかけだそうです。知人の話を聞かれた数年後にその話の意味がわかったと言われていました。
感動は感情から起こる。
コーチングを学び始めた私は、「なぜそうなるのか?」と理論がだんだんわかるようになっていき、面白いなぁとわくわくし凄く感動しました。
理論を作動させるためにはエネルギーが必要になりますが、感情がそのエネルギーになります。
感動は脳内物質であるドーパミンを出してくれます、そのドーパミンはやる気を引き出してくれます。
例えば、私は「もう、こんな現実は嫌です!」とメールをいただくのですが、それは怒りです。怒りも悪いものばかりではありません、その怒りの感情があなたを前に進ませてくれる役割をしてくれることもあるのです。
私も若い頃は怒りの感情で前に進んできましたし、その感情があったからここまで這い上がるぞ!と来れたと思います、そして、その先にあったのは間違いなく感動でした。
感動は感情から起こる。今日も空が綺麗だったんですよね、入道雲ももこもこして綺麗で可愛くて、子どもたちと綺麗だねって言っています(上の画像です)。子どもたちも感動しているのが伝わってきますよね。そして「やっとここまで来た」と自分自身を褒めます。自分自身に感動することもあります。
何度も言いますが、感動は感情から起こります。
先日お伝えしました、ビジュアライゼーションも「その感情を増やしていくワーク」になります。理想とする世界にいる自分を映像化する技術なのですが、感情がそこでは重要となります、感情まで感じることができるかが、その世界を現実にできるかに大きく影響します。
感情によりドーパミンが流れて理論に魂が吹き込まれます、そしてそれが体感へと繋がっていきます。
ですから、感情がわかる、プラスの感情がわかることは私たちにとって大切なことなのです。
小さなことにも感動できる人生っていいですよね、機能不全家庭で育った人たちも感情がわかるようになると感動する人生に変わっていきます。
ビジュアライゼーション~今の状況を抜け出し、現実を変えていくワーク~