セッションが進んでいく中で、セッション回数が残っていても連絡が来なくなるクライアントさまが数名いらっしゃいました。
これも、ホメオスタシス(恒常性)の機能があるためです。
変わりたい、楽になりたい、幸せになりたい、自立したい、楽しい人生にしたい、笑顔で毎日を暮らせるようになりたいとセッションを始められるのですが、ホメオスタシスがすごい力でその人のコンフォートゾーン(その人の心地がいい環境)から出さないように働きます。
つまり、上記の反対で変わりたくない、楽になりたくない、幸せになりたくない、自立したくない、楽しい人生にしたくない、笑顔で毎日を暮らしたくないということなんです。
その人のコンフォートゾーンがそこになっているため、簡単に言うとそこから出るのが嫌なんですね。
いくら毎日辛い、苦しい、悲しい、居心地が悪い、と悩む毎日だとしても、それがその人のコンフォートゾーンになっているなら、その状態が居心地がいいってことなのです。
そんなことない!私はさっさと楽になりたい、幸せになりたいのって思っているとしても、ホメオスタシス(恒常性)の力が凄く、元に戻ろうとする力が大きく働きますから、連絡が来なくなるのもこういう理由があるからなのです。
なので、私はこのクライアントさまはこのタイミングではないんだなと思います。人はよほどのことがない限り変わらないほうが楽ですから。
変わりたいと思っても、行動に移せない場合はホメオスタシスの抵抗にあっているんだということです。