最近、コーチングの専門的な言葉が出てきているのですが、初めはわからなくてもこのブログを繰り返し読んでいただくとそのうちわかるようになります。
昔の知人に、中古で買った家が下は崖、その次に引越した家も後ろが崖、その次に越した家も目の前が崖、そしてその人の子どもが借りた家も横が崖、という人がいました。
なにか凄くないですか?何回越しても崖が必ずあるんですよ。想像ですが、その人は子どもの頃も家の近くに崖があったのかなと思います。
そして、崖の近くにいたいというのがその人のコンフォートゾーンになっているということです。
私の母の場合は、子どもの時から働いたのでその時に一緒にいた大人たちが母のコンフォートゾーンになっています。
母が大人になった時に住んだ家の隣に住む人は、子どもの時の雇い主の出身地が県の地域まで一緒の人でした。
そして、母の話しから思い出してみると母は子どもの頃から大人の女性にいいイメージがありませんでした、それが母の行くところ行くところ同じような女性がいて嫌な思いをしたようです。
母にとって、それが母のコンフォートゾーンなんですね。いくら悩んだり悲しいことがあっても、母にとってそれが母の心地いい場所、範囲になっていたということです。
なので、私の家族と一緒にいる母はとても居心地がまだ少し悪そうです(笑)、一緒に暮らし始めた2年前は何回か帰るといって母の家に帰りましたからね。子どもに迷惑をかけるとか、そんなことより自分の気持ちを優先しないと我慢できないくらい、コンフォートゾーンから離れて居心地が悪かったのでしょう。
私自身にも願ってもいないのに、そのコンフォートゾーンからなかなか離れられなかった時期がありました。本当に苦しかったですね。
そのコンフォートゾーンから離れるには自分一人ではなかなか難しいです。この話を聞いて気づいた人は専門家に頼る方が早いですよ、本当に楽になるし人生が変わりますから。