あなたはなぜあの人は〇〇なの!キッー!と怒った経験があるのではないでしょうか?
あなたが母親との関係で悩んできたとしたら学校や社会で、人のこと、人が変わらないという事で怒った経験は多いと思います。
アダルトチルドレンの人は最初は親との関係で自分の人生が思う通りにいかないという事に気づいていません。クライアントさまの多くは親との関係より初めは他人との関係をどうにかしたくてカウンセリングを受けられます。
親との関係に悩んできた女性は、他人が自分の思う通りに動いてくれない、夫がいう事を聞いてくれない、子どもが思うようにいかないと悩みます。
(なぜ親との関係で悩んできた女性と書いているかというと、親が子どもを思う通りに動かしたい、親の言う事を聞くいい子にしようと潜在的な考えで子育てしている親だからです)
つまり、親が子どもに対して「子どもは親の言う通りに生きていくといい」「子どもは親のいう事を聞かないといけない」という信念があるということです。
こういう親の育てられた子どもはそのままその親の信念をもらい、人に対して親と同じようにその信念を当てはめます。
親のその信念があったから親との関係で悩んできたはずですから、その信念をあなたと他人の間に充てるのはおかしいということです。
相手からしたら、「わがままだよね」「なぜ私があなたの言う通りにしないといけないの」となります。
ただ、これは相手との関係にもよります。親と子の関係では子どもが全て親のいう事を聞くのはおかしい事です、聞いている子どもがいたらそれはアダルトチルドレンになります。
それでは、職場、学校ではどうでしょうか。上司、部下、先生、生徒の関係でも変わるでしょう。これは少し考えるとわかることです。
気をつけてほしいのは、相手が変わってくれたらいいのにと思っている人の中にその人自身が変わらなければならない人がいるということです。
そういう人はスコトーマにかくれて自分が変わらなければならない事に気づいていないのです。
人はみな基準が違います、もっというと育った環境と親が違うために誰も同じ人はいません。
人によって20%できていて満足な人、50%できて満足な人、100%できていても不満足な人さまざまです。
そして、自分がどのあたりの基準にいるか気づいていない人がたくさんいます。今はできていないのに自信満々で生きている人が多く、ちゃんとできているのに自信がない人と分かれています。
そういう基準が違って気づいていないのに相手を変えようとしてもそれは難しいですよね。
大切なのは人との関係で「相手を変えようとしない」ことです。
大人になったら特に子どもの時のように周りの大人が何かしてくれることはありません。人に期待してもそれに応えてくれるほど社会は甘くないということでしょう。
ですから、一番いいのは
「自分自身を変えること」つまり、コーチングでいうゴールを目指していくのです。
そうしていくと自己評価も上がっていくため、あなたが他人を変えようとしなくても他人は勝手に変わってくれますし、替わってくれます。
なぜかというと、人間は同じ空間にいる人と情報を観えないところで交信するためです。
ホメオスタシス同調という原理です。
よく聞いていたのは仲がいい女性とは月のものが同じ時期になるというようなものです。
例えばあなたがもし嫌な人と働いていてその人にいなくなってほしいなと思っているとします。
情報を交信しあっているのですから、あなたが在りたい状況を具体的にイメージをし感じることができると、その臨場感がその人と共有している空間に伝わりますので、もしかしたらその嫌な人はあなたのイメージした良い臨場感に居心地が悪くなりいなくなるかもしれません。
これまでは、その嫌な人の臨場感空間に取り入れられてあなたが嫌な思いをしていたのかもしれませんね。無意識では人を嫌な気持ちにさせるのが好きな人もいますからね。
嫌な人からこれまでは影響を受けていたということです。嫌な思いをさせる人の近くにいると自己評価は必ず下がります。そういう人が周りに多かったと言う人は必ず親との関係で嫌な思いをたくさんしてきた人です。
もうこれまでと同じような嫌な思いをしたくない人は、ゴールを決めてそのゴールに向かって進んでいく姿を具体的イメージし感情まで感じる事です。
誰かと一緒にいる空間では臨場感が強い方が主導権を握ります。もしくが抽象度が高いほうが主導権を握ります。
その臨場感というのは、ゴールに向かう自己評価です。ゴールをいくつか決めて行動できるようになっている時は自己評価はかなり上がっています。
相手が変わればいいのに、変わってくれさえすれば私は幸せなのにと考えるのはもうやめて、
ゴールに向けた自己評価を上げ続けていくことです。
途中でわからなくなったり辛い時期も必ずあります、ですがそういう時こそグンと成長できる瞬間を後から経験することになります。
そうやって行動していると、他人はあなたの臨場感に同調するか耐えられない人はいなくなります。
相手を変えたくなったら自己評価をあげていくこと、あなたが生きたい世界、相手とつくりたい世界をイメージすることあなた自身を整えていくことです。
大丈夫です。
あなたならできます。